キャビンアテンダント

キャビンアテンダント

飛行機内での乗客サービスを一手に担う

キャビンアテンダントは華やかなイメージがあり、憧れる人も多い職業です。しかし、実際は大変ハードで責任の重い仕事です。その仕事内容は多岐にわたります。まず搭乗ゲートから乗客を機内に案内し、機内では離着陸の時の注意や非常時の脱出の手順などを説明します。そして、1人ひとりの乗客に食事や飲み物、新聞、雑誌、毛布などをサービスし、フライト中は絶えず乗客に気を配ります。また、急病人が出たり、気象状態の悪化によるトラブルが起こった時には、機敏に対処するのも大切な役割です。そして、やむを得ず緊急着陸などをする時には、乗客がパニックに陥らないよう、冷静に誘導しなければなりません。

試験では英会話力や教養が問われる

キャビンアテンダントになるには、日本の航空会社や日本に乗り入れている外国の航空会社、航空関係の人材派遣会社の採用試験に合格しなければなりません。このところ国内の各航空会社は正社員としての採用を控えており、人材派遣会社の試験合格者を契約キャビンアテンダントとして雇用するようになっています。契約社員として採用されても、本人の希望、適性や勤務実績によって正社員への道が開かれている会社もあります。試験は面接、筆記、英会話などで、特に英語は日常的な英会話が不自由なくこなせる程度の能力が望まれます。大学に進学するなら、英文学科や英語学科へ進むのが有利です。また、養成コースのある専門学校に通うのも一つの方法です。

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