ホテルマン、ホテルウーマン

ホテルマン、ホテルウーマン

ホテル利用客に様々なサービスを提供

ホテルの滞在客が快適に過ごせるように、あらゆる面からきめ細かなサービスを提供するのがホテルマン、ホテルウーマンの仕事です。仕事内容は大きく分けると接客部門と営業・事務部門があります。接客部門のスタッフは、チェックイン、チェックアウトの手続きをするフロント係、玄関で客を迎えるドア係、宿泊客を部屋まで案内するベルボーイ、宿泊客の世話をする客室係、荷物などを預かるクローク係、レストランのウェーター、ウェートレス、観光ツアーやチケットの手配などを行うコンシェルジュというサービス係などがあります。営業・事務部門には、経理、人事、総務など一般事務の担当者やホテルのいろいろな商品(結婚式や各種パーティー、イベントなど)を売る営業企画担当、PRをする広報担当、宴会場をプロデュースするコーディネーターなどがいます。

大卒者の採用が増加の傾向

ホテルマン、ホテルウーマンになるために必要な資格はありませんが、現在では、国際化に対処できる語学力や幅広い教養が求められており、大手ホテルでは、最近、大卒者を中心に採用する傾向にあります。なるために有利な学部系統は特にありませんが、一般に文系学部出身者が多いようです。立教大などのように、ホテルマン、ホテルウーマン志望者に適した観光学科などを設けている大学もあります。また、専門学校のホテル学科などに進学するのも一つの方法でしょう。採用試験では、英会話力が重視されるので、少なくとも英検2級程度の語学力があることが望まれます。

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