不動産会社勤務

不動産会社勤務

土地やビルを商品として扱う

不動産会社は、土地を取得してその土地に建物を建てたり、それを売ることや貸すことを仕事としている。小さなものは一戸建ての家から、大きなものは一つの街の開発までを取り扱う。マンションをつくる場合、ある程度の大きさの土地を取得し、その土地に建てる建物の企画・設計をし、行政折衝をし、周辺住民への説明を行い、説得ができたら建設に取りかかる。建物のできあがりを待ちながら1戸ずつを消費者に販売し、建物ができあがればその管理などを行う。一連の業務にはたくさんの部署がかかわるが、部署によっては資格(宅地建物取引主任者や土地家屋調査士など)が必要である。

法律など幅広い知識が必要

不動産会社に勤務するのに特別な資格はいらない。しかし、大きな物件を取り扱う場合には、都市開発や建築などの専門知識が必要となる。販売に携わる場合は、経済、経営、商、法などの学部・学科で流通や法律の基礎知識を修得するといい。また、開発などに携わる場合は、建築関係の知識を身につけていると有利だろう。不動産とかかわりの深い社会的問題について学ぶ不動産学部が設置されている大学もある。

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