「教育・保育」一覧
塾講師
生徒の希望に応じた学習対策で学力を伸ばす
日本は教育熱が高く、たくさんの学習塾があります。学習塾は、受験指導に重点を置く進学塾と、学校での授業の予習、復習を中心とする補習塾に分けられます。塾に通っている子どもたちは、学習意欲に満ちた子どもから、学校の授業についていけないために通っている子どもまで、その能力は様々です。そのため塾講師は、少人数制という学校とは違った塾の特徴を生かして、生徒1人ひとりの能力に合わせたマンツーマン方式の指導を行うこともあります。例えば、進学塾の場合は学年、科目、能力などを考慮して指導しやすいクラスを編成し、入試問題の傾向などを調べ、生徒の希望に応じた対策を立てて学力アップを図ります。そして、タイムリーな時期に、模擬テストなどを行います。
得意科目があると就職に有利
教員と同じような仕事内容なので、教員養成課程や教育学系学部のある大学に進み、教員免許状を取得しておくと役に立つでしょう。教員免許状が採用の条件になっている塾もあります。しかし、教員免許状がなくても、自信を持って教えられる得意科目があれば通用します。一部の大手学習塾では研修システムを取り入れ、教材や指導法などについて学ばせ、一定レベルの講師を養成しています。募集、採用は塾ごとに行われており、面接が重視される傾向にありますが、筆記試験を行っているところもあります。また、知人の紹介や経験で採用することもあります。